<山頂アタックとは>
山頂アタックは、岩屋登山ルートに積雪があり誰も車で登れない時に4輪駆動車で雪を掻き分け山頂まで登る事を言う。 1994年に初めて山頂アタックをした頃は、隊長「正一郎」隊員「松本氏」同じく隊員「こうちゃん」、シェルパ「マアノリ」の4名で深夜の登頂に成功した。 近年、タイヤの性能が向上した事によりほとんどスタックする事がないが油断は禁物だ。
<2001年最初のアタック模様>
山頂アタックで使用する車は、いつも三菱デリカ2400ccターボを使う。もちろんタイヤはスタットレスだ。この日も、ワクワクしながらデリカに隊員6名他とともに山頂を目指した。
天候は、雪。気温は2度。積雪は少ない。もしかしたら、、、
いつもの、8合目を過ぎて岩屋エリアでもっとも雪が多い個所をスタックする事なくクリア。 ガードレールが埋まるぐらいの積雪があればアタックする甲斐があるのに、3日もあれば溶けそうな積雪だ。
今回は、シェルパ「マアノリ」の活躍はなかった。しかし、なんでこんなアホな企画を思いついたのだろうか?まぁええか。 山頂は、綺麗な粉雪(パウダースノー)で10cm足らずの積雪だ。 風は、強めだがもしかすると飛べるかもしれない。
「良太!機体積んできたか?」
「はぁ?持ってきていないですが。」
「なにー!!!!」 何故か、スノーボードが積んである。
うちはなんの学校なんだろうか?おもむろにブーツを履き滑り出す隊員達を見ていると、そんな疑問は消えていった。そうだ!空を飛ぶ事が基本だが、自然に浸りに来たのだから飛べなくても外で遊ばないと!
そうこうしていると、ニタニタしながら校長が御子息を引き連れ山頂に到着した。子供達を喜ばせる為にそりをしていたが、そのうち校長が夢中になって遊んでいた。彼も雪を見ると血が騒ぐ人なのだろうか。
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良行ソリ
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校長ジャンプ
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その後、一通りそりで遊んだ隊員達は、それぞれの板に乗って下山。登山道を、静かに滑り始めると色々な自然の姿に出会える。これってネーチャースキーなのかな?気持ちいいなぁ。
こうして隊長「正一郎」隊員「中島、中西、良太、良行、」シェルパ「マアノリ」は無事下山し、雪の岩屋を後にした。
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良行滑る
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良太滑る
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まあのろ
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山頂アタック隊
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中島ジャンプ
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中島ジャンプ失敗
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