PWC 第一戦 メキシコ編 その5 (02/01/11-)


2002年 Paragliding World Cup 第一戦 メキシコ編 その5

1月11日

昨日の強い西風(テイクオフに対してバックウインド)は、200km離れた湿った海風で、昨夜未明からこの大地に雨をもたらした。メキシコでも雨が降るんだね。
一方、World Cupは公式練習と大会受付が今日、明日と行われ、いよいよ明後日から試合が始まる。
海抜2000mのこの街に降る雨は、しとしと冷たく、気温は肌寒いを通り越してはっきり「寒い」。てっきり暑いものだと思い、Gパン1つと単パン2つ、長袖は着てきた物の1セットのみしかなく、やむを得ず、フリースを買ってしまった。

寒いのは外だけではなく、部屋の中も薄暗く、寒い。
あいにくの天候なので、ランプを買いに行こう!と、張り切って電気屋へ行った。部屋が明るくなるだけで、気分的に暖かくなるからだ。
街中の電気屋には、それらしいものはなく、約2時間くまなく散策したが電球すら見当たらないのだ。しかたがない、車に乗って大きな街へ行こう。と、車に乗って街を出ようとした、その時!偶然ホテルの近くに金物屋さんらしき店があって、電球とソケットとコード、プラグ類をゲットできた。
オギと辻さんは、2段ベットの下で寝ているので上手い事上から電球をたらす事ができて、部屋の中は暖かくやさしい光が点してくれるようになった。
さらに、部屋の快適化は進み、浴室あるシャワーも「オギ式」と名づけられる画期的なシステムが導入され、風呂に入るのも快適になり、少しでも寒くないようにと窓の隙間も紙テープで完全にシャットアウトされた。

こうして、試合中に少しでも快適にすごせるように改善されていった。

そんな一日であった。


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