PWC 第一戦 メキシコ編 その1 (02/01/07-)


2002年 Paragliding World Cup 第一戦 メキシコ編 その1

1月7日 
2002年、正月の過ぎ餅つきも終わって、世間は元の暮らしに戻ろうとしている。
そんな中、13日から始まるPWC(ワールドカップ)に向けてメキシコへ出発した。
メンバーは、Team Aerotactの扇澤さん辻さんオレの3人である。今年のワールドカップはF1のレースのようにチームでのポイント戦があるのでこの3人プラスαで国ではなくTeamとして頂点を目指す指名がある。もちろん、個人としてのポイントが一番重要。


さてさて、メキシコってどんなところか?
メキシコの中央部分は高原になっていて平均標高は1800mで水が乏しく荒地が多い。国土面積は、日本の約5,2倍で人口は9630万人(98年推定)。時差は、メキシコシティーで日本より15時間遅れ。気候は、雨が少なく乾燥している。それと、標高が高い為、朝夕は寒いそうだ。
治安は、良くないらしい。所によると白昼堂々強盗があるとか、みんなピストルを携帯しているとか、なんかやばい国のようだ。でも、隣国のブラジル、ベネズエラ、アルゼンチンではみんな陽気で良い人が多かったイメージがあるので何とかなるのでは!?と、思っている。 やばくなったら、「アミーゴ!」といえば大丈夫でしょう。

UA890便で成田を発ったのは16時30分頃。太平洋上では、ジェットストリームに乗って時速1300km(追い風、時速300km参考)で、たったの8時間30分でUSAのロスアンジェルスに着いた。そこからAEROMEXICOに乗り換えて、京都市の姉妹都市でもある世界文化遺産のある文化的な町、グアダラハラ市についたのが、1月7日の17時21分(現地時間)だった。日付変更線を越えた為、不思議な時間になってしまったのだな。ちょっぴり得した気分☆だけど、日本を発って20時間も過ぎているので、そんな事よりメシ食って風呂に入って横になりたい感じだったので、速攻でレンタカーを借りて目的地「タパルパ」へ向かった。


「む、む、む、、、スペインより田舎っぽいしやばそうな雰囲気だ。」


道は一応アスファルトだが、少々凸凹でレンタカーのシボレーにとっては狭いような、、、夜道を直走り山道をあがる事1時間半でやっとついた。が、アスファルトの道はさらに激しい凸凹の石畳に変化し、たまに車の底をスリスリゆっくり車を走らせた。道縁に停めてある地元民の車のほとんどはピックアップ式の4×4。
そんな夜道の中、ホテルを探す為に町の中心部らしき場所へ行った。町の中心部にはひときわ目立つ教会があった。そこは、お祭りなのかあふれんばかりの人がいた。それにしても、道は狭いし、人は多いし、時差ぼけの寝ぼけた頭では目的達成まで時間がかかりそうだ。
道行く人にホテルの場所を尋ねること30分、やっと見つけた。が、ブッキング(予約)したはずなのに、わからないとホテルのおじさんは言う。それでも何とかするべく交渉しひとまず7人部屋を3人で使う事に決まった。


さて、泊まるところが決定したので次はメシだな。

そんなわけで、町の中心部へ徒歩で戻ってレストランっぽいところへ行き25時間ぶりのまともな食事をしていると、見たことある人がいた。 スービーというPWCの常連選手だ。飯の次は情報収集で、いろいろ訪ねて明日に備えた。

いや、寝る前に満腹だったが、メキシコの代表料理のタコスを屋台で食べて寝た。美味かったけど食いすぎた。

 


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