年末正月の岩屋レポート (03/12/27-04/01/02)


☆年末最後の週末、27日土曜日は大雪になった。

親父ギャグで寒いカマクラ

 年末正月の為、前日に岩屋の雪道は完全除雪をしたので 山に上がる心配はないが雪降りでは飛べない。せっかく遊びにやって来てくれたスクール生を連れて スキー場へ向かった。筑波NASAから転校の松岡さんはニックネームはピノコちゃん。そう!あのブラック ジャックに出てくるおちゃまな女の子だ。TAKは親父ギャグを飛ばすブラックジョーク?ピノコちゃん ら若い連中をスクールの車に乗せて1時間ちょっとで海抜700mにある小さなスキー場に到着。 吹雪の中でスキーを教えた。

 TAKがSIAスキーインストラクターの資格を取ったのが23才の時だから もう35年になる。空を飛ぶようになってからは滑る時間はめっきり減ったが、滑空と滑走、SKI とSKYと良く似てるからまぁ〜ええか。夕方までには皆さん結構上手くなって喜んでもらえた。

 帰りに温泉に立ち寄ったら雪のカマクラがあったので中に入り記念撮影。タオルでほうかぶり、 妙に似合うのは東北育ちだからと思う。この格好は結構、若い連中に受けました。

 

佐藤良太&TAK

28日日曜日、中学を卒業するとすぐにアエロタクトにお世話になりながら筑波COOでフライト練習をして いた佐藤良太君17才が2年ぶりに岩屋に戻って来た。春には日本航空学園を晴れて卒業出来る。 顔つきもしっかりしてきてこれからがタノシミ。

『良太君、オレとタンデムしょうか』と2年ぶりの 岩屋の空にテイクオフした。上空で『校長、スパイラルして下さい』と、遠心力が強くなってきたら 『来た来た来た…』と雄叫びを上げていた。この日の岩屋は前日が大雪降りだったとは思われない ほど良い風と天気になった。

30日、飛び納めの方々が多く岩屋に集まって賑わった。風は北西〜北と 岩屋にとっては申し分ない良い風なのだが山頂に時々霧がかかり霧が晴れるとテイクオフ。この日 TAKにはアメリカから来たジェーソンさんをタンデム。スカイダイビングをしていたのでスパイラル を頼まれる。

 ヘルメットに付着した霧雨がスパイラルの遠心力で水滴ちょちょ切れてぶっ飛ぶのを始めて 見た。アンコールに応えてもう一回したがだんだん霧雨で翼は重くなり、3人目の時は立ち上げ は非常に重くフライト中、このH.Pに鈴木記者がアップしてた雨と雪の話しが頭をよぎりスパイラル は止めておとなしく飛んだ。台秤でタンデム機を計ったら12kg(普段は10kg)2kgも水分だ。

31日も良い風で本当の飛び納めをして元日フライトに備えた。元日の天気予報は全国的に晴れマーク。

2004年1月1日4:30起床、初フライト集合は5時。まだ真っ暗の中を山頂へ向かう。

 山頂には 自転車で上がって来た地元の中学生4名があずま屋で寒さでガタガタ震えていた。空を見上げると☆ 昨夜の紅白歌合戦の余韻、見上げてごらん夜の☆〜♪を思わず口ずさむ。 夜明け前は寒いので車の中で待つ。ラジオでは小笠原諸島やパラオ諸島に日が昇ったと中継が入るが 6:30になってやっと薄明るくなりだし7時過ぎ、日の出の気配にグライダーGangsterを広げて テイクオフを待つ。

 風は北西の奇麗なアゲンスト、『校長、日が昇りました』の声に空に向かって 走った。東の山並みに真っ赤な太陽が顔を出した。ハーネスのポケットからデジカメを出して空撮を、 空には少し雲がかかっているが青空。今まで経験した岩屋の元日フライトで最高の日となった。 この日、初日の出フライトしたのはTAKの14名でした。

初日をバックに着陸

 快晴の御正月となった岩屋に昼頃には大勢人が集まったが風が強くなりLanding場に立ち上げ練習するパラの花が満開、パラフル!? 3時以降に風が穏やかになり初日の出フライトは出来なかったが初フライト出来た方々も多くラッキー。 早起きし過ぎて眠い元日でした。

元日二日は良い天気にもかかわらず南西風で飛べず。雪がすっかり とけた講習場は若草を鹿が食べに来てコロコロうんこが一杯。講習場での立ち上げ練習は☆稽古始め☆ のようで清々しい気分でした。ここ岩屋は温かい陽気の年末正月になったので大雪はすっかりとけて 穏やかな気分でフライトを楽しんでいます。

 無事故の岩屋が続いていますが今年も無事故記録更新の年 になりますように☆Happy Landing☆

 今年も岩屋レポートを楽しみにして下さい!


[ホームへ] [思いつきへ]