☆風薫る五月☆ (03/04/25)


 TAK思いつきページは2002年夏物語から止まったままで秋物語もなく 冬物語もなくサクラ散りこれではいかんと思いついたのが風香る五月。 言い訳すれば昨年の秋からコレマタ、春から更新出来てない日刊スポーツの岩屋レポートをアップすると話のネタが切れ、ねたきれ老人!?となる毎週でした。

 今年の冬は雪は良く降り、ちょっとゆき過ぎではあ〜りませんか風の神様と 思いたくなる日々でした。思わず唄ったもんです。♪雪やこんこん、お客も こんこん、降っても降ってもぜんぜんこんこんってね。

 が!しかしであ〜る、こんな冬でも一番熱心に通ってくれたのが埼玉県は彩の国こまちから転勤で関西にやって来たε4山田君だった。正月明けから 来てサクラ散るまでに岩屋を50本と滞空25時間弱を軽くクリアーしたのだ。 ちょうど岩屋山麓のサクラが満開の頃にエキスパートでも難しい北風での五台山を見事にゲットもう少しで岩屋へリターンするところで惜しくもスタックしたがその飛びは厳しい冬を乗り切った春の喜びの飛びだった。思わずクロカン証を申請書を手渡した。早くしんせいよ。

 

 この冬、いくら雪降りでも山に上がれなかった日は一日もなかった。それは荒木さんがパラより上手い?トラクターの操縦で岩屋山道の雪を除雪してくれたからです。♪燃える男の赤いトラクターそのもののカッコ良さに女の子の黄色い歓声が飛びカメラのシャッターがパチパチでした。写真の様にトラクターの色 は青でしたが…。

 そんな冬をものともせず岩屋の空でバンバン飛んで練習してたのが吉川正雄さんでした。1月、筑波ワールドカップをターゲットに開発されたBoomerang3を誰よりも早く注文して乗り換えた。そのかいあってか3月のプレ筑波PWCでは世界の強豪を抑えてただ一人のゴールをやってのけた。山頂で校長と戯れる写真を見てだれがそれを予想したでしょうか?

 時々ふと思う事はパラグライダーのレースの魅力ってなんだろうなぁ〜シナリオのないドラマみたいなもん? なんて自問自答したりする。本番の筑波ワールドカップでは正一郎が6位健闘してくれた。筑波大会期間中は多くのTAKの皆さんが観戦フライトに行き、帰ると抜群の飛びをした。ノンちゃんは粟が峰をリターンし岩屋に戻りさらに安全山まで行った。『大会を見てたら自分も出来そうな気がしてきた』と。これこそまさに筑波ワールドカップ効果なのであります。

 2003年春物語は筑波でクライマックスを迎えそれを表現したのが三木恵さんの☆筑波レポート前編&後編☆これは☆フランスレポートきたっち☆同様に永久保存版で燦然と輝くTAKの☆☆☆となりました。

 丹波少年自然の家を流れる倉町川沿いのサクラは今年も綺麗でしたが、散るのも早く♪花の命は短くて恋せよ乙女〜と大昔、俺が少年だった頃聞いた歌謡曲♪

 今年もスクールでは恋の花盛り。大川&反保さんが婚約したら翌日には、なんと中西&あやちゃん、その翌日にはせいちゃんどう〜?と言ったがガチョ〜ン。スクールでは『サーマルと婚期は逃すな』と教えてる訳ではございませんので足たらず。

 早いもので、ここ青垣町でお世話になってスクールを始め今年で10年目になる。5月25日には講習場のグリーンパークで10周年記念行事が開催されます。この間、18歳だった正一郎も28歳となり日本を代表するワールドカップレーサーに成長した。これもスクールの皆さん、アエロタクト半谷さん、地元のご協力で出来たものです。

 岩屋から世界へ!と言った10年前の夢が今叶いつつある2003年風香る五月。岩屋の空に元気良く鯉のぼりが泳ぐ。


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