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８年目を迎えた岩屋XC大会も無事終了。今年もすばらしいドラマが生まれた。あの、タイガーウッズが言った『私のライバルはゴルフコースだ』と。うーん名文句である。パラのXCも人と競うのではなくライバルは風。といってもやっぱり気になる順位。'97マグロ井上さん(TAK)、'98高藤とよ子さん(TAK)、'99加藤豪さん(ロールアウト)、そして今年もロールアウト藤木さんがなんと京都市まで行っちゃった。いまのところTAKとロールアウトのシーソーゲーム。おっと！人と競い合うのではない。風がライバルだったけな。
当日、レッスンを手伝いながらも助教員の本田君が３位に入ってくれた。ありがとう。勝負がかかった４月１４日（金）朝10時30分なのに、HGのハタ坊が一発で目測1700mまで上昇。高度にロスなく前進している。T.Oには飛ぶとなると感動で手のふるえがとまらないアベのとっつぁん64歳。パラ飛んで今だ６本目のさとちゃん(60歳)と、ハイヨーシルバー軍団がはやく飛ばせとばかりにスタンバイ。
T.Oを本田君にまかせてTake off。職場放棄したくなるほどに誘惑してくる、いいThermal『マグロさん、金川さん、早く出た方がいいよ〜』と言い残し、ビギナー誘導へL.Dへ。
この時すでに１位藤木さん、２位植松さんはT.Oしていた。２人は1700mまで上昇、それから気持ちのいい滑翔に入り、京都方面へXCの旅へと出かけた。TAKの期待の☆マグロさんと金川さんは出遅れ、ぶっ飛び３回もリフライト。
教訓：TAK好調先生はだてに年をくっていないのです。年寄りの言うことを聞くべし。
怪しいシルバー軍団のT.Oを見てもらい、やっと本田君がT.Oしたのは昼過ぎ。上空の風向きは変わり、苦戦。それでもがんばって中町まで行った。その間も、岩屋の谷ではTAKのカンバン娘の一人、絵美ちゃんのサーマル練習の後ろを、これ又怪しい赤のオメガ４がついて回っている。だれだ、だれだ、だれだ〜！？
最終日は北西の風が強くて飛べず。TAK一期生の尾崎さんが主催するそば打ちパーティーをごりんかんで行った。日中からごえもん風呂に入り、手打ちそばに朝採りの天然わさび。旨い！パラよりダンゴ。
そして、迎えた閉会式は４時から道の駅で行われた。表彰式の後、本田君や４位のマグロさんの代理で14歳の良太君が表彰状をもらったので二人を祝してハイ！チーズ。そして、レッスンを手伝いながらも３位に入った本田君を胴上げ。宙に舞うたび、誰かがコカンをつかんだらしく、アヘー！アヘー！と空に舞っていた。
