Mike & TAK (99/10/11)


 Mike Kung(オーストリア、30歳、DHV TEST Pilot)マイクは日本のビールが好きで、特にアサヒのドライが好みだが酒のみではない。以前はボディービルにこって、プロテインなどを飲み、マウンテンゴリラの様な体型で98Kgあったそうだ。それが、エアロバティックをする為に68Kgまで落としたとゆうから、すごい精神力だ。でも、毛むくじゃら。一緒に温泉にも行った仲なのでマイクとは裸の付き合い!?

 19歳からパラを初めて、パラ創世記の頃のスーパースターBucher(オーストリア)について回っていたそうだ。師匠のBucherは、それまで、パラでは不可能であろうと思われていた、ループ(宙返り)を、創作して、トライ、成功、そして技を完成させたすごいヤツだったので、今のMikeのフライトスタイルがうなづける。

 今回はF1とアエロタクトさんのおかげで岩屋に5日間滞在してくれて、世界の頂点のアエロバティックの数々を見せていただき、ハッピーでした。

 Mikeは来年の秋、ネパール、ヒマラヤDhaulagiri(8200M)にExtreme Para-Flightに行く計画を熱っぽく話してくれた。MikeにとってTAKはヒマラヤ飛行の先輩にあたるわけでEverst(1970年)、Kanchenjung(1984年)、2度の遠征の写真、VTR等を興味深く見ていた。

 Mikeはオレに『又、ヒマラヤへ行くのか?』と、思ってもいない事を聞いてきたので、びっくり。『俺はもう年だし、それにスクールが忙しすぎる』と答えたら、不思議そうに、『いくつだって?』『54歳だよ』『エッ!お父さんと同じ年だ。そうは見えないよ。』と言ってもらえたのには、うれしかったけど今の俺にとってのヒマラヤはすでに青春、輝いていた2ページとして終わっている。

 今は毎日、毎日出会う風と人が一番おもしろい。

 ヒマラヤ8000M上空のダークブルーの空に、どんなマヌーバーを描くのか楽しみだ。ぜひ成功して、又岩屋の空にも戻って来て欲しい。

 Mike Kungさん、今回は岩屋F1の為にすばらしいマヌーバ−の数々を見せていただきありがとうございました。Mikeの5日間のフライトの全ては、VTRに撮って見やすくダイジェストにしてありますので、スクールで見てください。



Mikeと記念撮影1 Mikeのグラハン Mikeと記念撮影2 Mikeのテイクオフ
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