暑中お見舞い申し上げます。 (99/08/14)


 暑い毎日が続いておりますが、みなさんお元気で夏休み楽しんでいますか?夏のTAK名物はなんといっても滝飛び込み!1分と入っていられない程の冷たい水の浄丸の滝。粟ヶ峰の谷川の水を集めて流れてくる清流なので、ほたるも大好き甘い水。浄丸神社の中を流れて、滝となり、そこに、まるで、修行僧が人工的に作ったかのように、3M、5M、7Mの高さで飛び込める大岩がある。

 その日も暑く、南風ブンブンで飛べない日。TAKのワイルドな女の子9名。それを見物する?男ども10名。それとなぜか翔大、隆大。ワイワイと出かけた。神社の入り口にさしかかった時、翔大が、突然、ヘビ! と叫ぶので、見ると、マムシではないか。のっけから危ない歓迎。マムシは、TAKの圧倒的な数と勢いに恐れをなしたか、すごすごと石垣の中へ逃げ込む。マームシしておこう。

 服を着替えて水着になる者、そのまま飛び込む者、スタイルはいろいろだが、高さがあるので、皆、足からドボーン! と行く。やたらと冷たい。


飛び込み 飛び込み
 TAKは、中・高校と水泳部だったので、飛び込みは得意。頭から飛び込む。かっこつけて、体をエビぞりにして、バンバン飛び込んだ。水面にたたかれて、ちょっと太ももが痛い。


飛び込み 飛び込み
次は、5Mの岩の上から、藤瀬と心中しよう! と、いやがる?藤瀬と手をつなぎ、飛び込む事になった(というより、そうした)。

Take off直前の2人の会話。
オレ水泳部。ワタシ陸上部。
ん? あれーと考えているヒマはない。
それ! ボゴボゴ……と水の中、藤瀬を見ると、もがいている。
あわてて助けると、「ワタシ泳げない!」
そう言えば、陸上部と言ってたなあ。
いっぱいおいしい水を飲まされた藤瀬は、もう二度とせん! とおこっている。ごめん。

飛び込み1
 そのうち高見の見物をしていた、徳島の中村さんが、ワシも行くでーとばかりにザブーン。ナイスである。なんといさぎよし。中村さんは、ダイナマイトの達人で、トンネル工事の仕事がこちらに来ている時、TAKで鳥になった。地下から鳥になったので、恐竜みたいなやつ。今は、三頭山で飛ぶ。大変律儀な方で、冬と夏は必ず顔を出してくれる。冬は、近くの山をかけめぐり、火縄銃?で仕留めたイノシシの肉。夏は、半田そうめんとスダッチュー。すだちから作ったお酒で、旨い。いさぎのいい飛び込み、アンコール。又もやザブーン。

 ワイワイ遊んでいると、Yukaがやって来た。
「パラワールドの取材が入ったので、女の子はスクールに戻って。」
なぬー。せっかく盛り上がっているのに。
「何の取材?」
「フライトスーツを着てもらっての撮影」
エッ! この暑いのに、体が冷え切ったので、まあいいか。
(ワーイ、雑誌に出れるーと、帰って行く。)
という事で、急に男どもだけとなったが、それでも懲りずに、バンバン飛び込む。あんたも好きね。

 そのうち、隆大も、深い滝壷に入ろうとするので、サーフボードの上に乗せて、ぐるぐる泳ぎ回っているうちに、「校長、クチビル真っ青ですよ」。クール、クール、夏がクール状態。そのうち、飛び疲れて、ダレてきたので帰るぞーとなる。帰りの中村さんの車の中で、奥さんが言った。
 「あんた、飛び込みなんて、中学校以来だよ。よく吉野川の橋の上からやってて、カッコ良かったね。」
 懐かしい少年時代の光景を思い出したか、中村さんにこにこ。どうも2人は、幼なじみで、そのまま現在に至っているみたいだ。ごちそう様である。

 スクールに帰って、みんなで食べた、徳島県半田町の半田そうめんは、ちょっと太めで、こしがあり、旨いの一言。ウェアーの撮影の方は、AYAちゃんのGINウェアーが、ドラえもんの様で、よかったらしい。
 夜、家で、シャワーを浴びて、♪♪♪と出て来たら、Yukaがギャーとヒメイ。何事ぞと、太モモを見れば、刺青の様に真っ青。自分も真っ青。教訓、冷たい滝壷に飛び込む時は、足からどうぞ。アシカラズ。

 次の日、真っ青になった太モモに、ドラえもんの絵を書いてやろうとひらめいた。今年の世界選で、ダニエルが、選手にTATOOを書いて大人気とパラワールドに出ていたのを思い出す。ドラえもんてどう描くの?高藤さん。と、描いてくれた絵はエッ! それってどろぼうネコのほっかぶり。パラ狂いの主婦は、あかん。使いものにならん。それを横目で見ていた後藤ちゃんが、ムネのポケットから、ドラえもん人形。びっくりして顔を見ると似てる。
納得。ヒゲをつければドラえもん♪
 短パンの下から、見えかくれするドラえもんのTATOOは、翔大の幼稚園のお友達に大人気となった。7月20日から、20日連チャンで飛べない日が続きましたが、TAKは他のOutdoorsで、大いに盛り上がりました。バイクで行く粟ヶ峰、銀山湖のカヌー、そして新しく加わった、オフロード用インラインスケート。パラメーカーERIEAの、パラカイト。4M2はすごい。もうじき9M2も入ってくる。


粟ヶ峰 オフロードインライン カヌー

 まだまだ、きびしい暑さが続いていますが、飛べない時もFunなTAKへ、足を向けて(寝てもいいですよ)ちょうだい。かんじんのパラの方ですが、この20日の間に、来なかった方と、来て、キソレンもしていた方では、Take off時のライズアップの技術差が、歴然と出ています。TAKは、来たら、何か新しい事をつかんで帰れる、パラ最新情報発信スクールになるように、努力しております。より快適なパラライフをサポートするTAKから、熱い、熱い、熱いメッセージを、今年の暑中お見舞いとさせていただきましょう−かね。

 まだ残暑が続きます。そう−ザンショ!

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