ツール・ド・やぶそば (99/06/29)


 昨日は『今日は定休日ですよね』とTAKを訪れてくれた、お客さん。聞けばパラグライダーチャレンジ号を見てやってきたとゆう。選んだ理由は『飛べないときに、楽しそうだから。』と言う。TAKスクールを始めた時から、テーマにしてきた事なので、このように突然見知らぬ若い人に言われると、とてもうれしい。

ほや 講習会
宮城産 ほや スーパーマンの空飛ぶ教室

 十年以上も飛べないときはスクール生と一丸?となって、アホな事をし続けて来たが、結構その時々で楽しかったし、いい思い出となっている。

 この日曜日の天気予報は梅雨なのであたり前のように雨。ほとんどのスクール生は、これ又、あたり前の様に雨と信じる。が!! 当日は、風が強いだけで晴れなのだ。天気予報よりTAK!を選んだ連中が朝からスクール前をインラインスケートで走り回っている。天気や。風が強いのでキソレンは出来ないので、とっさに思いついたのが、ツール・ド・やぶそば。

 なにそれ?インラインスケートとマウンテン・バイクとで、やぶそばへ行ってそばを食べるとゆう新企画。オレって天才的と思うことがある。コースは遠阪川ぞいのモミジマラソンコースにもなっている町道。ほとんど車は通らない。ワイワイ、ガヤガヤとおしゃべりしながらそば屋へ。おいしい、そばを食べた後の帰り道は下りなので楽々。

 午後3時ぐらいになって風も少しおさまってきたので、みんなでグリーンパークへ。グリーンパークは、昨夜の大雨で道路に水があふれている。翔大、隆大はスケードボードで水の中につっこみ大はしゃぎ。スクール生もロングスケボーでバシャバシャ。草はそんなにぬれていないので、Classical paraで遊ぶ。10年フライヤーの津田君はバードウイングで講習場の上から下まで3回もひた走り降りた。途中で鳥の様に手をはばたかせるが、飛べない。そして帰路。4年フライヤーF1レーサー(といってもパラのF1です)金川さんは一度も立ち上げできず、ぶつぶつ言いながら帰路。帰路へつく人が増え、キロロ状態のグリーンパーク。

 そんな彼らを横目で見ながら大笑いし、ABコースのスクール生を見てあげていた。風も弱くなり、ぼちぼち岩屋はと、見ればgoodではないか。最後までTAKに残ってくれた連中と山にかけ上がる。今日、パラを始めた頼もしい女の子、ケイコちゃんは『私が車を回収してあげる』と言ってくれる。おだやかな夕暮れ時のフライトは最高だった。

 ランディングして見上げた空はBlue SKYにあかね色の雲。みんな20歳代の若い連中ばかりなのにオレは54歳とゆう年も忘れ、夕方に向かって『馬鹿野郎!』と叫んで、青春してしまった。シマッタ!

夕日
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