兵庫・岩屋エリア

*岩屋リポーター・TAK

今週末は飛べました岩屋です♪

 二週続けて風の神様がご機嫌斜めだった岩屋ですが12/13土曜日は北西風強めのコンデションながら練習生もフライト出来る風に恵まれました。

 普段、ピッチングを止める練習は風の穏やかな気流で自らピッチング状態にして練習してもらっていたがこの日はフライト中に強めの風でピッチングし てしまうので嫌でも止めないといけないからとても良い練習になった?午後からはしだいに風も弱くなり夕方にかけてはとてもソァラブルな気流へと変化。午前 中、辛口5のスパイシーな風を経験した練習生の皆さんはあまりにも穏やかで物足りない感じだったそうです。負荷をかけて練習した後に負荷を外すととても力 が付いた気分になりますから冬の練習はこんなメリットもありますね。

 なにはともあれ2週間ぶりに飛べたので皆さんの御顔は満面の笑顔でした。夕方、茜色に染まった西の空から飛んでくるパラグラダーを見てたら明日はもっと良い天気と風になりそうと嬉しい予感。

(写真=☆日曜日の山頂☆)

 12/14日曜日朝7時にスクールに行き空を見上げると一面霧がかかっていて岩屋は ぜんぜん見えなかった。アサレンに集まって来た方々に今は雲海の中にいるので空が見えないが上は晴れてるから上がろう!と山頂に向かった。山を上り始めた ら一瞬にして霧が晴れ素晴らしい青空が見えたとたんに歓声が上がった。

 山頂から雲海の景色を見とれていたら清々しい気分になる。北の盆地にかかった雲海の上にには岩屋の山陰が映りテイクオフに立つ我々の人影の回りに虹がかかりブロッケンが見えた。さっそくデジカメで撮影するがうっすらとしか虹がでないのが残念でした。

 雲海が晴れないので下が見えない。1980年7/27に富士山頂からハンググライダーで飛んだ時は一面の雲海を突き抜けて朝霧高原に無事着陸した事を思い出したが、どうもこの雲海はしたまで霧のようだ。無線で下から見えるか?と聞いてみるがなにも見えません!

 待つこと1時間、やっと霧が晴れてきたらそれまで吹いていた北西風が南東風に変化。南東テイクオフに移動。サーマルブローが入ってきたようだ。ウインドダミーで最初にフライトして風の神様のご機嫌を伺うとこれがウハウハ上機嫌。目の前に広がる雲海を空撮した。

 後からフライトして来るスクール生に雲海の上の自分の翼にブロッケンが見える事をアドバイス。講習場からず〜とビデオカメラを身体に装着して自分 のフライトを撮影し続けてるポッキーさんがフライトしたので、まず太陽に向かって飛び、反対側の下に雲海がある場所まで行きUターン、太陽を背に受けて自 分の翼が雲海に映ったら翼の回りに虹が見える?『見えます!』ビデオに撮影しましたと興奮気味に無線が入った。

 同じ様に次の練習生宮原君も見えたと無線が入る。撮影した?カメラ持ってませんと返答。う〜む残念、でも肉眼でしっかりと自分の思いでのページに記憶出来た事でしょう。

 あれだけ晴れるのを待った雲海でも晴れるのに30分もかからなかった。すっかり青空になった岩屋の空に絶え間なくパラグライダーが飛び続けて夕方までに4本も飛べた一日でした。あれだけの数のグライダーが飛び交っても怪我人も事故もゼロ。これが一番だね。

 あまりにも良い風だったのでこの喜びを皆で分かち合おうとTAKでは講習場の講習生6名全員、タンデムフライトを楽しんでもらった。アフターパラのTAK事務所は熱気でムンムン。活気でガンガン、冬もやっぱりパラグライダーって感じでした。

(写真=☆火曜日の山頂☆)

 週末張り切り過ぎたのか月曜日はドット疲れが出て近くの与布土温泉でホッコリしてました。

 12/16岩屋に初冠雪。雪を見ると興奮する体質なのでプロスキーヤーを目指したの に何故か今は空を飛んでる。SKIとSKYは一字違いだからまぁ〜いいかと自ら納得の今日この頃。ともかく今だ血が騒ぐので山頂に上がったら白銀の世界に なっていました。といっても二、三日で消えてしまう雪です。本格的に雪が積もったらトラクターを借りてきて除雪。冬でもバンバン飛んでもらいましょう!の 岩屋ですから、この冬も張り切って岩屋飛行ですぞ。

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