兵庫・岩屋エリア

*岩屋リポーター・TAK

☆この秋一番の人出になった週末☆

 ここ岩屋の登り口には丹波少年自然の家がある。小学5年生になると一週間の野外活動をする事になってるそうでその為の施設です。空いてる時は一般に開放しています。岩屋にビジターで来られる方々は安く泊まれますので利用したら良いですが事前に予約が必要です。

 今週はここに合宿していた三田市立けやき台小学校5年生40名がパラ体験をした。9/26予定していたが雨だったので体育館に5年生全員100名が集まり、ロールアウト加藤豪さんと正一郎がパラグライダーのお話をそれぞれのビデオを見せて熱演した。

 私のアイデアで要らなくなったレスキューパラを引っ張って開傘させて遊ぶのはかなり受けたそうだ。お話だけではつまらないと子供達をハーネスに座らせて両側から持ち上げ体育館を走り回ったと言うから若い!の一言。

 昼から雨も上がり講習場グリーンパークでパラグライダーを飛ばした。100名の子供達の中からパラグライダーを希望して来てるだけあって熱心。

 『僕はこれをしたくて来たんやで』と言う子も結構いた。

 この日は残念ながらフォローの風が時々入りあまり満足に飛ばしてやれなかったが喜んでくれた。

 翌は天気も風も良くヒルなのにバンバン飛ばした。ギャグも飛ばしたがこちらは不評?講習が終わると正一郎の周りに使い捨てカメラを持った子供達が『サインして!写真を撮って!』と集まりまるでプロ野球やサッカー選手並の人気でした。

 午後、岩屋の山頂には北西風がシャンシャンシャンと橇の鈴の様に調子良く入り全員がトップアウトした。このところハーネスもGINにして機体 (GIN Gangster)ジンジンジン♪と調子が良いタック好調先生は北西風に乗り大名草(おなだ)の尾根の端から町の裏山まで15分で帰って来た、 驚き〜の飛びでした。これに気を良くしたので土曜日のアサレンは7時と告知。

(写真=秋一番の賑わい)

 9/27朝から北西風がブンブン吹きまくりアサレン告知はホラを吹いた事になってシマッタ。

 タックスクールは講習場の杉林の中でツリーラン講習を始めた。正一郎はロッククライミングに青春を捧げたアエロタクト半谷さんから直伝のロープ ワークはヒマラヤ遠征2回の親父をはるかに抜いて高いレベルにある。巧みなクライミングをする息子を下から見てたタック親父は思わず見上げた奴だとギャグ を飛ばして笑いをとったりしていたら、岩屋の登り口にあるぶどう園からケイタイ♪『テレビ撮影があるが人がいないので来て下さい』と。

(写真=岩屋上り口ぶどう園)

  午後から全員でぶどう狩となった。50名で押しかけたら流石にオドロキ!おまけに近所の子供ら連れて行ったのでバッタの大群がぶどう畑に入った騒ぎ。物事 に加減と節度があるなんてまったく知らないガキどもは容赦なくぶどうをチョキチョキ切ってしまう。お陰でお腹は日本ぶどう館大相撲状態になりました。

 これでアサレンが不発に終わった事も皆さん忘れてくれて目出度し目出度し。

 いよいよ日曜日、二つのスクールが利用する講習場はこの秋一番の賑わいとなり一面にパラグライダーが広がってとってもパラフル〜♪

 岩屋の方は北西風が強めに入るが午後からは風も緩んでソァラブルな気流になった。タックスクールは体験の15名が全員タンデムを希望したが午前中 は風が強く午後に半分の7名を何とか消化した。最後のタンデムをスタンバイしていた正一郎は『親父!風が強いからキャンセルするで』とタンデム中の親父に 向けて無線が入る。まさか、びびるな飛べとも言えず『了解』と返事。

 Landingアプローチに入るとバックして後ろを見ると長野教員のタンデムもバックしている。それでもなんとか無事に地球生還。北西風が強い岩屋が続いていますが、なんでやろう〜なんでやろう〜なんで北風強いんやろう〜と唄いたくなる9月末の岩屋でした。

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