兵庫・岩屋エリア

*岩屋リポーター・TAK

☆8日連続フライト☆

(写真=珍しい北東風)

 台風一過の後は快晴しかもソァラブルな上昇気流がもう1週間も続き、健康の為に飛び過ぎシールを貼られそう。流石、8日目になると疲れもドット出る。

 6/2の朝、ここ岩屋で育った正一郎はPWCギリシャに向けて出発した。それを今年成人式だったヨシユキ(COOの良太君の兄)と見送り山に上がって飛んだら雲底2000mのビッグサーマル♪台風一過とは良くいったもんだ。

 翌日は休日出勤の代休とか非番のとか風邪ひいたとか親戚の不幸とかの方々が朝からワイワイ。風は北北東で1500mまではスムーズに上昇し安全山まではホイホイ移動するが岩屋にリターンとなると渋く御油で降りてしまう。中浦誠子は風下方向になる丹南町までチョロカン?した。そんな若い連中に山頂から激を飛ばしていた荒木さんはサーマルがなくるのを見計らって出たのか一人ぶっ飛ぶ。最年長66才の阿部さんでもTOP OUTするコンデションなのに何で野郎〜この野郎!

 翌日も良く6/5(木)はこれ又最高の気流となった。Landing上空の美味しそうな積雲はホッこりと出来てその下にBoomerang3吉川正雄が入り1860mまで上昇、今回はΣ5藤森君、NOMAD増田君を引き連れて五台山へダイレクトに向かう。下を車で追跡してしからも無線誘導する。エリアを離れて指導するといろんな発見があって面白い。意外な所にサーマルがあったり自信もって行った所になかったりで下からフライトを観察するのは楽しい。現在Jリーグポイント2位の吉川さんのアドバイスで二人とも岩屋にリターン出来た。この様にTEAMフライトと追跡誘導のサポートがあるとめきめき上手くなる。スクールに戻り二人のGPSデーターを専用パソコンにダウンロードする。

 こうする事で週末フライトに来た方々が平日のフライトデーターを見る事が出来る。パラグライダーの楽しみ方もだいぶ変わった。この日も2000mまで上昇のサーマルでもまれたのでアフターランチは全員スクールでアザラシ、トド、状態の昼寝。夕方、5時のサイレンが鳴りスコープで山頂吹き流しを見ればこの時期には珍しい素敵な北西風、それ行け!と山頂へ。アーベントテルミックの穏やかな気流でのんびり飛べた。日中のサーマル格闘のクールダウンには持ってこいの風でした。

 この頃の週末天気予報は又しても雨予報。天気予報も見るのはよほうね!なので7日の土曜日は強気のアサレン7時になんと20名も集まり8時過ぎにはサーマルで大箕山をTOP OUT続出。10時には南風が強くなりクローズ。アサレンで十分に楽しんだ方々は家族サービスに早々家路とアサレンは家庭円満に貢献してるかな?ジャーン雨予報の日曜日は快晴しかも終日飛べる日となりました。

(写真=クリーン作戦)

6/8は全国クリーン作戦の日、♪8時だよ全員集合♪の呼びかけでLanding場の草刈りと掃除を始めた。一時間半ですっかり奇麗になった。阪神タイガーズ絶好調にあやかって虎刈りの芝。この日始めて山頂の赤白鉄塔をTOP OUTした本井さんと一会さんはパラ専用駐車場、花おっぱい運動の花壇に赤と白の子手まり花を植えた。花はどんどん増えて行ってる。奇麗に刈り込んだLanding場に着陸するのは気持ちが良い。雨予報の日曜日は良い天気と風で日没までソァラブルでした。

 この日一番長く飛んだのは試乗機ARTAXで清水さんが5時間。夕方になっても降りて来る気配がなく次の乗る予定の方から『清水さん飛び過ぎシール貼りますよ』と無線が入った。着陸態勢に入ると朝から草刈りをがんばった加藤豪さんがACROとでっかい文字の入った翼でツバメの様に降りて来た。

(写真=きれいになったLanding場へ)

 明けて9日月曜日、又しても良い天気と風、パソコンに岩屋レポートを入れてると週末に岐阜県池田山にツァーに行ってた荒木さんが『校長!飛びましょう』でかい顔を窓からぬ〜と。ギクリ、もう今日は勘弁してよ。中浦誠子にリフターしてもらい飛びに上がるが『風が強いので降ります』と無線。なぜか正直ホッとして、『温泉に行きませんか?』と無線をいれると、『行きましょう!』。

 こうして1週間飛び続けた岩屋でしたがやっとこれで休めます。この馬鹿陽気は梅雨に入る前のお天気の神様大サービスかもしれない。

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