「やっと出来た粟鹿山 Out & Retern」 BY カイエン高橋さん (04/04/10)


 コンディションに恵まれず、なかなか行けなかった粟鹿山でしたがやっと行けました。 コンディションも有るがタイミングも外していたかも(^^;)

 今日の天気は三つ目の高気圧に挟まれ、最高のコンディションになりそう。 いつもの高気圧はロシアから寒気をつれて下りてくる背の低い高気圧。 ところが今度の高気圧は中国大陸から東に移動してきた様子。南にある台風から温かい風を供給してもらい、真夏に太平洋に出来る背の高い高気圧のように成長したようだ。

 この春一番の好天気、どこまで上がれるかなぁ。なんて考えながらどこまで行けるかなとは思ってない。とりあえず今日はタイミングを考えてテイクオフをしょうと心に決めてノンちゃんのテイクオフサポートを手伝いながら時間待ち、11時前になるとトップアウトするグライダーが増えてきた。

 いつもならここで準備して飛んでしまうけど気持ちを抑えてがまん。 800m付近にガーグルが出来て、そろそろかなと準備してたら後ろに福本さんが来て今日は何時間飛ぶんですか?なんて聞かれたから5分ですよって答えた。(^_^)

 12時前にテイクオフしてテイクオフの南に行くと十分なリフトが有り、最近1時間以上のフライトが続いているせいかサーマルに乗りやすい。すぐにガーグル集団に入って1400mまで上げた。 中西君が粟鹿山行ってみると校長に無線入れたので中西君の様子を見ることにした。 しばらくするとメグリンが戻ってきた。でも岩屋にいてもつまらないのでちょっと散歩に大箕山へ行くと校長に無線を入れた。校長からの無線はよく聞き取れなかったがとりあえず行くことにした。

 大箕山は何もなく、校長から神楽で上げて赤白鉄塔に行くように指示受けた。 大箕山の西谷で高度がかなり落ちた、ランディングとの距離を測りながら飛んでたら、中西君から尾根筋の集まっているところに行けば必ず上がるからのアドバイス。弱いリフトを拾いながら尾根筋へ、なんとか神楽のボールまでたどり着くと、さすが校長の言う神楽のボールであがるあがる、天まで上がった。

 赤白鉄塔を1200mでクリア、前を見ると粟鹿山の南斜面付近でGINの青が頑張っている。さすがにうまく上げてきた。粟鹿山に着くとさらにリフトが強く1700m近くまで上がった。 中西君の機体を探すが見あたらない、とりあえず目標達成したので欲張らず帰ることにした。下を見ると5〜6機が頑張ってる。サーマルを抜けると気流が安定してきたのでカメラを取り出し記念写真を撮った。

 もどりは岩屋山のローターを避けて、来た道を帰るように大箕山を経由して岩屋山に戻った。サーマルはまだまだ元気で飛べそうだったが降りることにした。 なにか、ひとくぎりの達成感みたいなものが感じられ、次の目標もそう遠くはないように思った。でも校長と中西君のアドバイスがなかったらランディングに戻っていたかも(^^;) 校長、中西君有り難う!


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