「初フライト」 BY 中西さん (04/01/28)


2004 01 28(水) 晴れ 

 南西風力2〜3南テイクオフ 抜けるような晴天のもと一路TAKめざして 道の駅かみを過ぎた頃から薄化粧 トンネルを抜けると更に雪は積って当り一面 銀世界 道路はカチンカチンのアイスバーン

 枯れ木の雪花が美しい 無事スクールに着き個々の挨拶を交わし 校長、開口一番《今日初フライト2名》 (飛ばないと帰さんと言わんばかり)の声に胸の鼓動が高鳴るそわそわ "即行で練習しなさい!!

 グリンパークは雪なのに,、、風は大きなフォロー " キャノピー全然上がらないoh”no ならば下から逆走も足は滑るし重いのなんの 満足の練習得られず、これでフライト出来るやら、、、、ますます不安は募ります 飯も喉を越しません

 更に無線はおかしくなって(余りさわった記憶なし、、) やること、なすこと空回り、世話かける自分が 腹が立つやら情けないやら 気持ちの落ち着く暇もなし、、、、いざ初陣!!

 車中校長の気分解しの得意の ジョークと駄洒落 頭に一つも残っていない 今も思い出せない テイクオフは快晴気温も上昇最高の条件(と校長が言っていた.急かした筈だ) 『中西さん、ランデング場で逢いましょう』と芦田さん、すばらしいテイクオフ 彼の無事ランデングを確認、芦田さん本当に初フライトなの? ますますプレッシャー   

 校長にベルト調整して戴いて のんちゃんに『立ち上げもちゃんと出来ているからネ落ち着いて、さあ、ガンバッテ ゴー』 の声に後押しされエイっとテイクオフ思ったよりすんなりと座れて怖くなく 校長の声がそこにありタンデムして貰っている感じ『足を軽く組みなさい』の声が 届く膝から組もうとしたら『足首だけ!』なんで判るの?ひょっとして背後霊(失礼) 左を引いてそのままで、、

 今度は正一郎さんからの声、もう安心、安心『景色を暫く 楽しみなさい』  記憶の中では旋回を繰り返し無事生還  ヤッター!! カメラを向けられ恥ずかしいやらうれしやら いつの間にか降りていた校長 満面の笑顔で近づいて握手してくれた、、、オッ!!後光が差している 多分夕陽だったかな??かおりんとえみちゃん?もテイクオフ良かったよと ほめてくれた

 因みに私の初の付く日なぜかかおりんの存在がある 急に腹が減った 校長が続いて2本目行く?  図々くも行く行くとこの2本目に大きく課題を残して しまったテイクオフは正一郎さんと長野さん ついでに記録として残しておこう

@スタ沈しそうになった

 胸を突き出して思い切り走らなかった(地を切った時点で走るのをやめていた) 飛び乗った(正一郎さんに指摘された)  そのくせチャンと座れず校長からの 体重移動の無線聞くものの出来なく、コードをもっと引いの声にも重い、重い 数分後なんとか座れて体重移動も操作も楽なこと!!座ることの重大さを知る

 校長はチャント知っていたスーツ着るといいの言葉 ヤッパ背後霊 あの恐怖心テイクオフに置いて来た、岩屋の風が何処かへ運んでくれるでしょう この歳で振るえる感動がまだありました   

 本当にありがとうございました     

 身の程知らずの60歳  還暦の初フライトでした  中西 巧


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