「初飛び、ぶっ飛び、ひとっ飛びー」 by 黒田 英利 (01/09/02)


 9月2日、その日がきた。午前中はグリンパークで立ち上げの調整を行い 、PM2: 30より 南take off より初フライトに挑戦、風待ちが少しあったせいか全然、緊張も せずこれで いいんかな?と思いつつも、長野さんの合図でtake off 。あっという間に空中に出ていた。

 空中でグライダーをあやふやながらも操っていると、校長からの無線が入る 「黒田 君、 右に曲がってーーー、次は左に曲がってーーー」 続けて 「黒田君、手に力が入って いる。 ひじを少しおろしてーー」 僕は言われた通りに少しひじをおろした。 「もっと柔ら かく、トグル から手をはなしてみろ。」言われた通りにトグルをはなしたが、ふと考えてしまいました。 校長はどこから無線を入れているのだろう。

 まわりを見渡したがそれらしきグライダーもない。 となると、目の前に小さく見えるランディング場にいるのだろうか? 僕にはランディング場には人ではなく、米粒が5、6粒並んでいるようにしか見えないのだが。 でも校長はやはりランディング場から手の動きを見て無線で指示を与えてくれていたようである。噂では聞いていたが、何という目をしているのだろう。 「まるで、お釈迦さんの手の平の孫悟空状態やな。」と思いながらもごきげんのフライトです。

 無線の誘導に従い高度を下げランディング場に近づくとやはり、お釈迦さん(校長)はいらっしゃいました。無事にランディングも済み初フライト終 了です。フライト終了後は、心地よい余韻に浸っていた。 校長の「初フライトなので今日はこれ1本にしておきましょう。」という言葉に納得 し満足していました。

 約30分後に校長から「もう1本いこうか」と言われ「ハイ。」と返事をし、ホイホイ と南 take off へ向かい 正一郎さんのサポートでもう1本フライトし大満足で終わりました。初フライトに際し校長、長野さん、正一郎さんをはじめとしてサポートして下さった 皆さん どうもありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

 最後に一句 「 初飛びに 心おどらせ 空に陶酔(よう) 」 by くろ おそまつでした。


[ホームへ][クラブニュースへ]