初クロカン by  和田ちゃん (01/03/24)


 その朝、私は、ウキウキしてました。

 先週のCOOの大会はキャンセル。けど、穏やかに今日は飛べる!そんな、単純な思いでした。

 テイクオフに上がると、いつも笑顔の辻さんから皆にアドバイス。

"今日は風が強くなりまーす。"
"クロカンにいってもいい?"
"OK。いいよ。いいよ。"

 いつもはクロカンなんてあまり考えないのですが、最近、強風につかまり悲しい思いをした事があって、こんな言葉が出たようです。とにかく、スカイラリー(COOで行われている決まったタスク)を回ってからねとはやばや支度を済ませ、10時半ごろテイクオフ。

 テイクオフ前のサーマルで気持ちよくあげる。

 まずは、テイクオフの写真と思いきや、新しくしたカメラのレンズの蓋が閉まっている!それもテーピングまでして!! 手袋を口に加えて素手になり、なんとかオープン。まったく、何をしてんだかと思いつつほこらへ。その次、さる公園へ。しかし、強いよ風が。。。

 案の定捕まり、ヘロヘロとサブランまで戻って上げ直す。その時、"今日は、もう風と戦わなくっていいよね"って自分に言ってあげた。NASAのテイクオフから北の尾根へ。そこでは、もうあげきって走っていく人達。私は、尾根上でうろうろ。サーマルに当たるが、かなり流されて上がりきらない。

 何度目かのサーマルに、かなり北にながされながらも必死でしがみついた。気づくと、ツバメの東側。高度約600mぐらいと低い。ゴルフ場らしき所でまた、うろうろ。なんとか、サーマルに当たることが出来、上げ直せた。南側には、板敷きのハングが見える。そして、北には、50号!

 OK。超えられる。東側から高峰に到着。そこでも先人はすいすいとあげ、走り去っていく。私もうろうろしたもののなんとかあげることが出来た。後からきたパラにも抜かれるが、今日は、なんだか落ち着いていたみたい。私は、ぼちぼち行きますよ。と北へ。

 慎重にあたるサーマル全部回して、茂木を超えたみたい。そして、那珂川が見えた。そして那珂川が見えた。これで、進む方向が分かりやすい。ほっと。

 前には、烏山の町。その上には大きな雲。手前から上げて、その下では、吸い込まれるので回さず、間を縫って北へ。その先は、すこし、どよっとしているように見えた。日差しはあるし、川原をいけばOKかな?と思いながら進むが、 橋の辺りでシンクになる。吹き抜けてるよー。

 あっという間に低くなり、ダメかと思った瞬間、サーマル!流されるー。普通じゃ、あんまり回さんよねと思いつつ、実際は必死にしがみついていた。かなり流されるサーマルであったが、おかげで、高度と距離が稼げた。しばらくすると少し東側に流されるようになり、山の方に入り込むパラやハングがいた。けど、私は安全を思って、できるだけ川沿いに、北へ。このルートが良かったのかもしれない。

 その後、後から来たハングとセンタリングし、グライディング。やっぱり、やつらは早い。もう、次の丘のような所で、気持ちよく上げている。それも、ガーグルを作って。あそこに行きたい。途中で上げなきゃ無理だよね。と思いつつも、んー、行けるとこまでいちゃえ。

 これが、敗因の第一歩。手前のゴルフ場の駐車場を狙おうかとしていると、西側に少しずつ上げてくるパラが見えた。とりあえずは、そっちかと迷った。これが致命傷。西側へ向かうとシンク、シンク。やばい、と思い北へ向けたがもう遅し。低い高度で先程ハングが上げていた丘の脇。あー。仕方が無い、安全に降りる事を考えた。

 田んぼはある。電線に気をつけて。風に正対させ、ほぼ、垂直降下。OK.無事ランディング。これが一番。そう思いつつも、欲張りな私は、2時半かまだ飛べるよね。と思いながら、ハングの上げていた丘と、西側で上げていたパラをうらやましげに眺めていました。

 しかし、こちらに来て初のクロカンにしては、出来すぎの結果。

 (最高高度 約1800m、ランディング 那須郡那須町東岩崎 距離78Km)

 今回は、技術というより、ラッキーと気持ちだけで来れたようなものだと思うけど、まあ、無事にクロカンできて良かった、良かった。


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