「初タンデムレポート」 BY 時本 真義 (00/01/03)


 私がタンデム証を取ろうとした動機、それは、、、某月某日、とある場所にて、
トッキ「おい、おやじ!もうP証取ったぞ!!どうすんねん?!パラするんかいな??」
オヤジ「いや、ちょっと腰と足の調子がおもわしく、、、」
トッキ「分かったて、おとついスキー行ったばかりやろ??」
オヤジ「せやから、お前がもうちょっとうまくなってやな、教えてくれるようになったらやな、」
トッキ「いつまで言うてんねん、なんなら2人乗りっちゅーのもあるで??」 オヤジ「なんや、その2人乗りゆーんわ??」
トッキ「タンデムやがな。知っとるやろ!?オレが操縦して、オヤジがただ乗り込むだけや。」
オヤジ「そんなもんあるんか?!よし、それ行こ!!」
トッキ「ハア??タンデム機高いんやで?!よう買わんわ。」 オヤジ「わしが買う。決まりや。」
トッキ「、、、わーた。たのんでみる。」と、まあ、こう、、、

どちらがパッセンジャー?
どちらがパッセンジャー?

 空を飛ぶ感動とか面白さをほかの人に伝えてみたいとか、タンデムで新しい自分の技量を磨きたいとか、そういった美しいものは、これっぽっちもないキッカケは、リーソクロンの簡潔かつ速やかな判断。機体も、しょっぱなからエックスラージ、これ!ハーネスフリーサイズ?!じゃあそれ。レスキュー??ハイハイ。、、、どうやら私の文字に、ウインドショッピィングというものはなさそうです。その短期間の間にいろいろな事が決まり、機体が来て約一週間半後に気がつけば、パッセンジャー長野教員サンとタンデムでテイクオフに立っている自分。ちょ、ちょっと早いんでないかい??自問自答しながら立ち上げ練習もそこそこに、当日、やっちゃった北山サンの北沈回収を無視してタンデムテイクオフ!!その時、風は非常に良かったものの、正一郎サンに激写されたそのテイクオフ時の写真を見ると、どちがパイロットでどっちがパッセンジャーか、わからないしまつ。事務所で大笑い。

 さらに、フライト中の私のハーネスポジションがまだ悪く、激ダサ!!と、後から正一郎サン言われてしまった。確かに、自分自身でも、おせいじにも、過大評価しても、斜め45度から見ても、カッコイイとは思えないでしょう。さらに、それが原因して、私のおでこあたりにパッセンジャーの肩があって、正面がまったく見えない始末。おまけにその日はカゼをかるくひいていて、思考能力は通常以下。あげくのはてに、初タンデムということもあって、手の震えは最年長者なみ。だれとは言いません。、、、

 これからタンデムを志望されるみなさまには、こういうことがないよう、心からお祈り申し上げます。笑いをとるなら別かも。それでもって、なんとかランディンングを無事終えた私くしですが、前途多難、以外にもパッセンジャー教員様が持つ、別用紙に記載されるテイクオフとランディング評価の採点欄には、10点満点中、7点の良だそうです。あとはなれましょう、てとこでしょうか、、、私の初タンデムはそういう事にあいなりました。これからタンデム証を希望しょうと思われる方々におくる言葉があるとすれば、人をのせて飛ぶというのは、ソロとはちがいいろいろなめんでシビア差がでてきます。長野教員サンからの教えでは、総合的に考えて、パッセンジャーをいかに安全かつ安心した状態で一緒に飛ぶかが、上達の秘訣ではないかと、思わされました、、、。

 それではまた、空でお会いいたしましょう。

By時本 真義


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