「飛んだど〜！」　岩崎貢さん

2006 年 10 月 22 日
　 早朝 9 時頃が私の初飛びとなりました。 “今日初飛びしましょうか”と好調 ( 校長 ) に言われて約 1 ケ月目のことでした。今まで何度か初飛びのチャンスを活かしきれず好調に“又、逃げる”と言われながらやっとこの日を迎えました。気持ちは早く飛びたくて飛ぶ前に初飛びレポートを書いて楽しんでいたくらいです。
　 初飛びの早朝、運よくもてもて男の“よしゆきさん”にタンデムをして頂くことになりラッキーな事でした。日の出前に長野さんたちと岩屋山につくと、薄明かりの中で雲海と山なみがとても美しく太陽が真紅に輝きながら昇っていくさまはしばし言葉を失うほどでした。
　よしゆきさんのタンデムはとても快適でした。タンデムを終えスクール事務所で緊パラのチェックと脱出セットのチェックを正一郎さんにしてもらい、長野さんにハーネスへは膝を曲げながら座ると良いと教えられました。
　 “準備できましたか？”と校長に促され車に乗ってテイクオフへ。

“これで高度処理ができました”と好調から連絡をうけ次はダウンウインドレグからベースレグへ入っていきました。場周アプローチです。各ポイントでランディングまでの角度を確認しながら校長の指示に従い右旋回しながらファイナルアプローチに入るとすぐにスタンディングポジションをとるよう指示され、走る用意をすると徐々に地面迫ってきました。ちょっとよろけそうになりましたが何とか走りながら無事ランディング出来ました。
　
マーカーの数メートル手前で上々の出来でした。

　 好調、よしゆきさん、 チエちゃん、ノリコさんや 仲間が駆け寄ってくれ、祝福を受け記念写真を何枚も撮りました。

思えば 4 ケ月前にロッククライミング ( アルパインクライミング ) の練習中、足先の痺れがひどくなり山に登れないなら飛んでみようか、昔ハンググライダーも面白かったけど、パラグライダーはどうだろうと言う動機で TAK パラグライダーの門を叩いたのがきっかけでした。グリーンパークで立ち上げの練習をしてもそれほど足に負担がなくこれなら行けそうだと思い決心しました。

のんちゃん先生を親鳥によちよち歩きから始まりようやくソロフライトができました。これからは飛び始めのひな鳥の気持ちで練習をします。 ( ひな鳥の気持ちなど分りませんが、早く立派に飛びたいという気持ちです。 )

暑い夏、全身にびっしょり汗をかきながらグリーンパークを走り下り、時には雨に負け、風に負け、好調の駄洒落に負けながらも精進して練習を続けてきました。

やはり空中浮遊の感覚は最高ですね。これからはリバースの立ち上げも練習して経験を積みながら楽しんでいきたいです。

ここ丹波の TAK パラグライダースクールに入ってよかったと実感しています。美味しいイタリアン料理や地元のワインや栗など堪能したり、暑い日は滝で涼をとり時には温泉やあまご料理を堪能したりして仲間の輪と自然の調和を大切にする。安全フライトの TAK パラグライダースクールならではです。

早く チエちゃん、ノリコさんたちともと一緒に飛びたいですね。

皆さんありがとう。そしてこれからもヨロシクおねがいします。

さあ、今夜も美酒で祝杯だ !