ファーストソロフライトリポート By 川面さん

初フライトを終えて   2005年11月23日


ユカさん:「ライズアップでAライザーを離すタイミングは・・」

カワメン:「ら、らいずあっぷ?」「え、え、えいらいざぁ??」

ノンちゃん:「今!ブレークコードを引いて!」「テンション感じて!」

カワメン:「そんなこと急に言われても」「私、いつもテンション感じてます」

校長先生:「絶好調!フォーッ!」

カワメン:「・・・・・え」


 思えば、冬のスキー以外何の趣味もない私がそのことを同僚の稲垣氏に話すと、「そしたらパラグライダーを体験すれば、楽しいよ。」というので、それではということでTAKパラグライダースクールに挑戦したのは今年7月中旬。

  簡単には翔べると思っていなかったし、グリーンパークで行う練習の積み重ねが後々活きて来ると聞いていたので、暑い中で走り廻っても何の苦も感じませんでした。
 PRIMAXを購入してから毎週土曜日は、雨・雨・雨・強風・雨・雨・雨と、天候に恵まれることがなかった反面、ハーネスの調整やツリーラン、スクールの方々の経験談、それに正一郎さんの講習を受ける等有意義な時間を過ごせたと思います。

  12月半ばまでには初フライトを目標にしていましたが、本日午前中に校長から「今日はソロフライト行こうか」とのお達しがあったときは、正直「そんな簡単でいいの?」と思いました。

  テイクオフでの正一郎さんのさりげない細部にわたる注意に自分でもある程度冷静になることが出来、一番心配の種であったハーネスへもすんなり(?)座れ、後は校長の誘導通り操作するだけ。

 風さんに一緒に遊んでもらっている間、多分ずっと「ヘラヘラ」と笑っていたと思います。もし、横に誰かいたらきっと変なおっさんに見えたでしょう。
  後で校長は「とんでもなく翔んでいた」とおっしゃってくれましたが、本人は只言われたことを実行しただけで「そんなに?」と不思議に思っています。

  ランディングではグライダーを少々畑に入れてしまいましたが、兎に角しりもちをつくことなく立ったまま着地できたことに満足しています。

  スクールの皆さんの笑顔での出迎えに心から感謝します。
  長野大師匠が大きな手で握手してくれて「余裕があったよ。」と言ってくれたこと、ユカさんノンちゃんの「おめでとう」、いつもいかつい正一郎さんの笑顔、それに校長の「フォーッ」・・・・
全てがいい思い出になりました。ありがとうございました。


これから初フライトする方へ

・下界での練習は絶対に大空で活かされる。

・ラインチェックや装具の点検は余裕を持って確実に。
(意外と忘れている箇所がある。)

・ テイクオフしたら指示通りに操作して、自分勝手な判断は絶対しない。
     (テイクオフ〜ランディングまで一部始終見てくれている。)

・自然に相手をしてもらっているという謙虚な気持ちで。
    
 以上、生意気を挙げましたが、今の正直な気持ちです。

    皆さんの邪魔をしないようにしますので今後ともよろしくお願いします。


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